日本生理心理学会
事務局からのお知らせ

第14回 ヒト脳機能マッピング学会のお知らせ

第14回ヒト脳機能マッピング学会(JHBM: Japan Human Brain Mapping Society)が下記の日程で開催されます.
演題登録の〆切は2月29日です.ふるってご応募・ご参加ください.

期間:2012年7月5-6日
場所:札幌 京王プラザホテル札幌
大会長:東京都医学総合研究所 プロジェクトリーダー 星詳子
ホームページ:http://jhbms14.umin.jp/index.html
[大会ポスター]

ヒトに限らず,最先端の脳イメージングに関する講演・シンポジウムを企画しました.また基調講演では,科学と倫理について鋭い論考を展開されている島(ぬでしま)次郎氏に,「生命科学研究の拠りどころは何か〜脳科学の倫理と実利」というタイトルで講演をしていただきます.パネルディスカッションでは,「NIRS の光と影 −NIRS 信号の起源と応用への問題点−」というタイトルで,近赤外光血流計測の計測法としての基礎的な問題点と応用に際しての問題点を日本の代表的なNIRS研究者が議論します.

プログラム

特別講演1
玉木 長良 (北海道大学大学院 医学研究科)
「分子イメージングの臨床応用:PETを中心に」

特別講演2
合原 一幸 (東京大学 生産技術研究所)
「最先端数理モデリングと脳」 (仮題)

基調講演
島 次郎 (東京財団,自治医科大学)
「生命科学研究の拠りどころは何か〜脳科学の倫理と実利」


教育講演1
河内山 隆紀 (京都大学 霊長類研究所)
「SPMによる脳機能画像解析」

教育講演2
大平 英樹 (名古屋大学大学院 環境学研究科)
「意思決定に伴う脳と身体の機能的相関」

ランチョンセミナー1
Xiaohong Wan (理化学研究所 脳科学総合研究センター)
「The Neural Correlates of Cognitive Experts' Intuition in the Game of Shogi」

ランチョンセミナー2
未定

シンポジム1 脳機能イメージング研究の新展開―基礎編
澁木 克栄 (新潟大学 脳研究所)
「フラビン蛋白蛍光によるマウス単一皮質ニューロン活動の経頭蓋イメージング」
正本 和人 (電気通信大学,放射線医学総合研究所)
「神経血管カップリングのin vivo 微視的イメージング」
伊佐 正 (自然科学研究機構生理学研究所)
「障害脳の機能回復過程における脳活動の変化とその機能 -霊長類モデルでの検証-」

シンポジム2 脳機能イメージング研究の新展開―技術編
山田 幸生 (電気通信大学 電気通信学部)
「拡散光トモグラフィーおよび蛍光トモグラフィーによる生理機能の断層画像化技術」
宮脇 陽一 (ATR 脳情報通信総合研究所 発達生理学研究系):
「脳情報復号化技術を用いた高次視覚機能解明へのアプローチ」
長峯 隆 (札幌医科大学 医学部)
「MEG/EEG の背景活動」
他1名

シンポジム3 脳機能イメージング研究の新展開―応用編
篠崎 和弘 (和歌山県立医科大学 医学部)
「磁気刺激の精神疾患への応用」
上原 平 (九州大学 医学部)
「resting-state fMRI による脳ネットワーク解析:覚醒状態によるスモールワールド性の変化」
石井 良平 (大阪大学大学院 医学系研究科)
「脳磁図の精神科領域への臨床応用」

パネルディスカッション NIRS の光と影 −NIRS 信号の起源と応用への問題点−
福田 正人 (群馬大学 医学部)
高橋 俊光 (大阪大学大学院 生命機能研究科)
八幡 憲明 (東京大学大学院 医学研究科)
精山 明敏 (京都大学大学院 医学研究科)
木口 雅史 (日立製作所 基礎研究所)
岡田 英史 (慶應義塾大学 理工学部)
菅野 巌 (放射線医学総合研究所 分子イメージングセンター)
関連文献へのリンク
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